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[トピックス]
[1]標準報酬月額の特例改定
新型コロナウイルス感染症の影響により休業し、報酬が著しく下がった場合、健康保険・厚生年金保険料の標準報酬月額を翌月から改定することができる特例が設けられています。なお、この特例制度を適用するには被保険者本人の同意が必要です。制度の詳細は日本年金機構や健康保険組合のホームページをご確認ください。
■参考リンク:日本年金機構「標準報酬月額の特例改定について」
https://www.nenkin.go.jp/oshirase/topics/2020/0625.html
[2]雇用保険「被保険者期間」の算定方法変更
失業等給付(いわゆる失業手当)を受けるためには、離職日以前2年間に「被保険者期間(賃金支払の基礎となる日数が11日以上ある月)」が通算12ヶ月以上あることが必要ですが、この「被保険者期間」の算定方法について、8月1日以降の離職から、11日未満であっても労働時間数が80時間以上あれば1月とカウントできるよう変更になります。
■参考リンク:厚生労働省「失業給付の受給資格を得るために必要な「被保険者期間」の算定方法が変わります」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000642296.pdf
[今月のアクション]
[1]熱中症対策
今年の夏はコロナの感染対策を行いながら、熱中症の予防対策を進める必要があります。環境省と厚生労働省は、「新しい生活様式」における熱中症予防行動を呼びかけており、高温多湿の環境下でのマスクの使い方やエアコン使用時の室内換気の方法など、注意すべきポイントがまとめられています。
■参考リンク
厚生労働省「「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイントをまとめました」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_coronanettyuu.html
厚生労働省「熱中症関連情報」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/
総務省消防庁「熱中症情報」
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList9_2.html
環境省「熱中症予防情報サイト」
http://www.wbgt.env.go.jp/
[2]賞与所得税の納付
7月に賞与を支給した事業所においては、今月の源泉徴収所得税の納付の際に賞与の所得税も納付することを忘れないようにしましょう。
[3]一斉休暇を取得する際の事前対策
盆休みなどの長期休暇後に出勤してみると、パソコンが動かなくなるといった不具合がつきものです。休暇に入る前にデータのバックアップを行うよう従業員にアナウンスしておきましょう。併せて、会社の防犯対策も行っておきましょう。